戸建てやアパート向けに火災保険申請代行サポート業務を行っている業者があるのを知っていますか?
そもそも火災保険申請代行サポート業者に依頼することで、どんなメリットがあるのか?
違法行為に当たらないのかという、前提条件の部分も踏まえて実際に火災保険申請代行サポート業者を利用した友人の評価や評判も紹介しますので、気になっている人はチェックしてみてください。
世の中には本当にいろいろな事を考える人がいるというのが、火災保険の申請サポートを知るだけでもわかりますよ。
目次
火災保険申請代行サポートには違法と合法の両方がある!
一番気になることを最初に紹介すると、火災保険申請代行サポート業者に依頼した場合に違法行為になることがあります。
違法か合法かで言うと
変な業者(悪徳業者)に依頼しなければ、火災保険の申請代行サポートを依頼することで、罪に問われるようなことはないということ。
私の友人が実は昨年、火災保険申請代行サポート業者に依頼して100万円以上もの保険金が手に入ったと喜んでいたので、私も気になっていろいろと調べてみましたが、法律的にも問題はないようです。
しかし悪徳業者に依頼した場合には、詐欺行為に加担してしまったり、違法行為だと断定されることがあるので、そういった業者は絶対に避けてください。
ちなみに私の友人が利用した火災保険申請代行サポート業者のサイトがこちら。
平均で120万円を超える保険金が支給されているようなので、火災保険申請代行サポート業者の中でも、かなり優秀なのだと思います。
どんな業者に依頼すると違法になるのか?
火災保険申請代行サポート業者を選ぶ際の重要ポイントを紹介しますので、気になっている人はこのまま読んでください。
違法だと判断される火災保険申請代行サポート業者とは?
火災保険申請代行サポート業者にはいくつかのパターンがあり、どのような方法で現地調査や工事、申請サポートを行うかで合法か違法かが判断されます。
違法になるポイント
- リフォーム工事などの工事請負を前提として火災保険の申請代行を無料にする場合
- 虚偽報告をして火災保険の請求をする場合
これが現在の法律で違法と判断される2つの基準ですので、もし上記以外の方法で火災保険申請代行サポート業者を利用する場合は違法だと判断されることはありません。
ただ火災保険申請代行サポート業者を利用して、保険金請求も含めた全てのことを業者にお願いすることは規約違反になるので、その点も忘れないでください。
火災保険申請代行サポート業者にリフォーム工事などの工事請負を前提にするとなぜ違法になるのか?
築20年や30年も経過すると、住宅の様々な部分に気になる修繕箇所があったり、最新の設備に変更したいとリフォームを考える機会が増えます。
そんなタイミングで、リフォーム費用が火災保険で賄えるかもしれないと言われると、それならお願いしようと考えてしまうこともありますよね?
しかしリフォーム工事の依頼を前提として、無料で火災保険申請代行サポート業務を行う業者は違法行為を行っている可能性があります。
違法になる理由は、不用品強要型の独占禁止法に抵触する可能性があるから。
少し難しい話かもしれませんが、独占禁止法違反なのでこういった業者に依頼することはトラブルのきっかけになるので注意してください。
実際にどんな流れが問題なるのか?
問題になるポイント
住宅リフォームを行っている業者の営業マンが「屋根の修理を実質無料で行えるので火災保険を利用しませんか?」と飛込みで訪問してきたような場合です。
通常の流れは住宅で修理したい箇所があるので、火災保険申請代行をやってくれる会社に工事依頼をしてもよいかと考え、修理する業者を決定しますよね?
ところがこの場合は、火災保険申請代行サポート業務を無料で行ってくれるし、保険金で修理ができるならこの業者に依頼しても良いかもと判断しています。
これが独占禁止法に違反する状態になり、リフォーム会社が不用品強要型の独占禁止法違反に問われ、そこに加担することになってしまいます。
火災保険の申請代行業務を請け負ったものの実際には保険金が支給されない状態でも、修繕箇所の工事は実費で行う業者が含まれていることも。
単に法律違反なだけではなく、必要ないタイミングで住宅の修繕を行うことになることもあるので本当に注意が必要です。
工事を請け負うために、火災保険申請代行サポートを餌にするような悪徳リフォーム業者には十分に注意してください。
火災保険申請代行サポート業者が虚偽報告をして火災保険の請求をするとなぜ違法になるのか?
虚偽報告とは、実際よりも課題な被害を報告して保険金の不正支給を目指すことなので、これは明らかに不正行為であり、違法だというのはわかると思います。
火災保険申請代行サポート業者で虚偽報告が多いのは、屋根の調査を行う際に業者がわざと屋根瓦を破損させ、そこで保険金の見積り金額を上げる方法をとることも。
家を壊されてしまい、違法行為に加担することになるので、屋根周りの検査を実際にはしご等で登って行う業者は避けたほうが良いでしょう。
この状況を知った上で火災保険の申請を行えば、あなた自身も詐欺罪に問われる可能性も否定できませんので注意してください。
最近はドローンを使って屋根全体を撮影したり、破損箇所を発見することで、第三者が見ても公平だと判断できる方法で調査する業者も増えているので、そういった業者を選ぶべきでしょう。
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リフォーム業者が行う火災保険申請代行サポートは違法の可能性が高い
これらのことを踏まえると、火災保険の申請代行サポート業者を選ぶ際にリフォーム業者から選ぶのはあまりおすすめできないということが言えます。
リフォーム業者の営業マンは、リフォーム工事を受注することで会社の売上に貢献しているわけですから、どんな方法を使っても工事受注を目指します。
その際に火災保険という顧客の負担が少なくなる方法とどのように提案するのか?
その先のことを考えずに工事受注だけを優先させてしまうような人や、売り逃げのような形で一時的な利益を追求するような人もいるでしょう。
過去にこういったことが問題になり、消費者相談センターに連絡が行われているのも事実です。
そういった事例があること、火災保険申請代行サポート業務を本業で行っていないような業者であることを踏まえて、飛込みのリフォーム業者以外から選んだ方が安心だと思いますよ。
合法な火災保険申請代行サポート業者とは?
違法だと判断される火災保険申請代行サポート業者があるように、合法だと判断されている火災保険申請代行サポート業者もあります。
現在の法律で合法だと判断される火災保険申請代行サポート業者は、
合法な業者のポイント
- 完全無料で火災保険の申請サポートを行っている業者
- 一定の手数料をもらって火災保険の申請サポートを行っている業者
火災保険の申請サポートで不当な利益を得ない場合や、手数料をもらって申請サポートを業務として行う場合は合法であると判断されます。
火災保険申請代行サポートを完全無料で行えば合法になる
独占禁止法に違反になるのは、工事請負を前提として火災保険の申請代行サポート業務を無料で請け負った場合です。
工事受注の予定もなく、火災保険の申請代行サポートを無料で代行しているような業者であれば、独占禁止法に抵触することもなく違法だと判断されません。
ただそのような状態では仕事になりませんので、完全無料で火災保険申請代行サポート業務を行っているような業者を見つけるのは難しいでしょう。
火災保険申請代行サポート業務で手数料をもらえば合法になる
工事請負契約の有無に関わらず、火災保険の申請サポートを行っている業者が代行手数料を請求している場合は、独占禁止法違反になることはありません。
屋根のリフォーム業者で工事受注を前提にしていても、火災保険申請代行サポート手数料を徴収している場合や、火災保険申請代行サポート業務だけを行っている業者であれば問題がないということ。
私の友人の場合は火災保険申請代行サポートだけを行っている業者に依頼したそうなので、そういった業者の方が安心でしょう。
ちなみに火災保険申請代行サポート業者に、実際に工事を行ってくれる業者を紹介してもらうこともできますし、保険金を使ってあなた自身で工事業者を探すこともできます。
選択肢の幅も広いですし、工事見積もりを数社取れば競合比較ができ、工事代金を節約する事もできるメリットも。
火災保険を使うと保険料はどのくらい高くなるのか?
車に乗っている人だと、交通事故を起こした際に翌年の任意保険の料金が高くなるのではないかという不安を感じる人もいると思います。
しかし火災保険と自動車保険は仕組みが大きく異なり、
火災保険のポイント
火災保険を使用しても翌年以降の火災保険保険料が上がることはありません。
自動車の任意保険は階級制ですが、住宅の火災保険は階級制ではないので、保険料の値上がりがないというメリットも。
さらに保険金が支給された場所を工事して修繕すれば、再び同じ場所が損壊した場合でも、新たに保険金が支給されるんです。
火災保険って火災しか出ないとか、よほど大きな損壊がないと使えないと思っている人も多いようですが、共済でも20万円以上の保険金が出る場合は支給対象になるそうです。
火災保険って保険会社にとってもドル箱のようなので、あまり詳細な情報が出回っていませんが、明らかに使わないと損だということ。
火災保険申請代行サポート業者は違法なのかの記事まとめ
この記事では火災保険申請代行サポート業者や代行業者が違法なのか?それとも合法なのかということについて解説してきました。
合法な代行業者は
完全無料で火災保険申請代行サポートを行っているか、一定の手数料をもらって火災保険申請代行サポート業務を行っている業者しかありません。
手数料を徴収している専門業者に依頼すれば、明らかに違法行為だと判断される悪徳業者に引っかかるリスクも低いと言えるでしょう。
火災保険も上手く使うと、自己負担を最小限にして住宅のリフォームや修繕工事ができますので、覚えておいてください。
私の友人が実際に利用して評判が良かった火災保険申請代行サポート業者がこちら。
違法行為や不正行為を行わずに、予想以上の保険金が支給されたようなので一度チェックしてみると良いと思いますよ。
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