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電気料金の口座振替割引とは?
電気料金の口座振替割引とは、電気代の支払い方法を口座振替にすることで、毎月の電気料金から一定額が割引される制度のこと。
以前から継続的に運用されているものですが、電気料金の支払い方法の契約は転居時くらいしかやらないので、その時以外支払い方法を意識することはないかもしれません。
ちなみに日本全国の電力会社が導入しているわけではなく、一部地域の電力会社では導入されていませんので、対象地域外に住んでいるなら口座振替割引は利用できません。
口座振替割引がない電力会社
- 北海道電力
- 東北電力
- 沖縄電力
口座振替割引のある電力会社
- 東京電力エナジーパートナー
- 中部電力
- 北陸電力(廃止予定)
- 関西電力
- 中国電力
- 四国電力
- 九州電力
口座振替割引は電力会社によって、「口座振替割引サービス」、「口座振替初回引落とし割引」、「口座振替割引契約」、「とくとく振替プラン」などと名称が異なりますが、口座振替で割引する方法を知りたいと言えばわかるでしょう。
口座振替割引で電気料金はどこまで安くなるのか?
口座振替割引の割引額は、月額54円00銭(税込み)で年額648円00銭(税込み)となっています。
年間648円のために口座振替割引を使うのか・・・と思うかもしれませんが、節約とは積み上げるものなので、少しでも安くなる方法があるなら実践すべきです。
しかし電気料金の支払額によって、クレジットカードの方がお得になる場合も想定されますので、このあたりをもう少し考えてみましょう。
クレジットカードのポイント還元率はどのくらいか?
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%前後と言われていますが、最近は100円で1%相当額のポイントがつくカードも増えてきました。
まずはあなたが電気料金の支払いに使っているクレジットカードの還元率をチェックしてみてください。
ちなみにあなたが楽天カードを持っているなら年会費無料でポイント還元率は1%になりますので、0.5%よりも高還元率でよりお得に使うことができますよね。
クレジットカードと口座振替割引の比較シュミレーション
では実際に電気料金を支払う際に、クレジットカード(0.5%還元と1%還元)と口座振替割引を利用した場合の簡単なシュミレーションを一覧表にすると・・・
電気料金 | 0.5%還元 | 1%還元 | 口座振替割引 |
3,000円 | 15円 | 30円 | 54円 |
4,000円 | 20円 | 40円 | 54円 |
5,000円 | 25円 | 50円 | 54円 |
6,000円 | 30円 | 60円 | 54円 |
7,000円 | 35円 | 70円 | 54円 |
8,000円 | 40円 | 80円 | 54円 |
9,000円 | 45円 | 90円 | 54円 |
10,000円 | 55円 | 110円 | 54円 |
11,000円 | 55円 | 110円 | 54円 |
12,000円 | 60円 | 120円 | 54円 |
13,000円 | 65円 | 130円 | 54円 |
0.5%還元のクレジットカードだと10,000〜11,000円が目安で、1%還元のクレジットカードだと5,000〜6,000円でクレジットカードの方がお得になります。
独り暮らしだと月額5,000円以上の電気料金を支払うことはあまりないのではないでしょうか?
ちょっとした節約方法かもしれませんが、少しでも節約したいという人なら、電気料金をクレジットカード払いから口座振替割引に変更するメリットがあるということ。
LINE Payの方が口座振替割引よりもお得な地域もある
クレジットカードよりも口座振替割引よりも電気料金を安くしたいのなら、LINE Payを利用するのも一つの方法です。
LINE Payで支払える電力会社は、
- 東京電力
- 九州電力
- 東北電力
上記地域に住んでいるのなら、LINE Payの方がお得になる場合も。
出典:LINE Pay公式
バッジカラーの判定基準は、月々のご利用実績によって変動します。
カラー条件
- 《グリーン》支払い金額 : 10万円以上/月
- 《ブルー》支払い金額 : 5万円~9万9,999円/月
- 《レッド》支払い金額 : 1万円~4万9,999円/月
- 《ホワイト》支払い金額 : 0円~9,999円/月
※送金金額はバッジカラーの判定基準の対象外です。
もしあなたがLINE Payのマイカラーがグリーンならば2%還元してもらえますので、口座振替割引よりもクレジットカード払いよりも確実にお得です。
しかもLINE Payは20%還元キャンペーンなどを定期的に行っているので、そういったキャンペーンのタイミングで電気料金を支払うことができれば、より還元率が高くなるでしょう。
日本政府もキャッシュレス決済を消費税増税にあわせて進めていますし、対象地域の電力会社と契約している人は、LINE Payを候補に入れるのも選択のひとつだと思います。
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ポイント還元制度を利用して消費税の増税をうまく乗り切ろう!
ポイント還元制度を利用して消費税の増税をうまく乗り切りませんか?消費税が10%にアップする際に対象店舗でキャッシュレス決済をすると、ポイント還元制度の対象になり、最大5%還元で増税後もお得に商品購入することができるので詳細を解説しますね。
*LINE Payの還元率はよく改正されますので、最新情報はLINE Payの公式サイトでチェックしてください。
電気料金は口座振替割引がお得の記事まとめ
電気料金の支払い方法には、
- 払込用紙による支払い
- クレジットカードによる支払い
- 口座振替による支払い
しかありませんでしたが、東京電力のようにLINE Pay支払い可能な電気会社も出てきましたので、お住まいの地域や利用料金によって若干違いますが、
口座振替割引がお得なのは、
- 0.5%還元:10,000〜11,000円の電気料金
- 1%還元:5,000〜6,000円の電気料金
ということがわかっていますので、毎月の電気料金を確認してどちらの支払い方法を選んだ方がお得になるのか考えてみてください。
LINE Pay払いがお得な地域に住んでいても、LINE Payだと自分で決済しなければならないので、忘れっぽい人や面倒くさがりの人だとあまりおすすめできないかもしれません。
少額しか節約できませんが「塵も積もれば山となる」ということを意識して電気料金の支払い方法を変更するのもありだと思いますよ。