お金を貯めるのに難しい方法を選んでいませんか?
サラリーマンにオススメの資産形成方法が貯金と投資の自動化で、資産形成に成功した多くの人は手抜きをしているのを知っていますか?
どうすればよいのか?日本人がやりがちな苦労してお金を貯める方法を選ぶよりも、自動化して手抜きした方が資産形成に役立ちますよ。
目次
資産形成に成功するための自動化とは?
お金を貯めたい、投資をして少しでも元本を増やしたいと考える人は多いですが、熱中すればするほど、損失のリスクが高まる可能性があるのを知っていますか?
安定的な収入がなければ自動化してもあまり意味がないので、今回紹介する方法は、サラリーマンやOLさんに向いている方法だと理解してください。
貯金を自動化できる財形貯蓄とは?
財形貯蓄とは【勤労者財産形成貯蓄制度】のことで、勤務先が金融機関と提携して、給料やボーナスから天引きでお金を貯める制度のこと。
勤務先が認めていれば、会社員や公務員、契約社員やパートでも利用できますが、会社役員や自営業者は対象外。
なぜ財形貯蓄だとお金が貯まるのか?
100万円貯めるまでの期間
毎月2万円、ボーナス時に5万円を追加で財形貯蓄に回せば、3年後には貯金額が102万円になります。
あなたは何もしなくても給与からの自動引き落としで3年間会社に勤務しているだけで、100万円を超える貯金になります。
しかも毎月2万円くらいの負担であれば、そこまで家計を圧迫することもありませんし、25歳になる頃には100万円の貯金ができているのでオススメなんです。
財形貯蓄のメリットは?
財形貯蓄には「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」「一般財形貯蓄」という3種類の方法があります。
財形貯蓄のメリット
財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄の場合は、550万円までは非課税になるので、すべての利息が手元に残ることになります。
通常なら利息の20%が税金で徴収されますので、それを負担せずに節税できるという意味でも、お金が増える速度はアップ。
さらに財形住宅融資という制度もあり、1年以上継続して財形貯蓄を行い、残高が50万円以上ある人なら、残高の10倍(最高4,000万円)まで住宅取得に必要なお金の80%まで借りることができるメリットも。
5年毎の固定金利になりますが、財形貯蓄を元本にして融資を受けることができるので、住宅購入時のローン審査が通りやすくなることもポイントでしょう。
財形貯蓄のデメリットは?
メリットの多い財形貯蓄ですが、デメリットも存在します。
財形貯蓄のデメリット
勤務先に払い出し受付期間や払い出し日が決められていることもありますが、1年を経過すればいつでも引き出しができます。
また目的外での引き出しだと5年間はさかのぼって、利息分の税金を支払う必要があることも。
*平成29年の制度変更で、非課税で払い出すことができる範囲が広がっていますので、詳しくは勤務先で確認してください。
積み立て投資で投資も自動化できる!
投資の自動化という意味では、積み立て投資を行うのがおすすめです。
毎月決まった金額を自動的に入金し、それを元手にして株の分散投資をシステマチックに行う。
元本割れのリスクはあるものの、10年や20年という長いスパンで投資を行っていけば、殆どの場合で元本割れを起こすことはありません。
iDeCo(個人型確定拠出年金)を選ぶと、所得税や住民税が軽減されるし、60歳まで引き出すことができないので、自然をお金が貯まっていくでしょう。
iDeCoに関してはこの記事が参考になります。
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貯金と投資を自動化すればお金は貯まりやすくなるの記事まとめ
この記事では貯金も投資も自動化することで、無意識にお金を貯めることができ、日々の株価の変動に一喜一憂せずに済む方法を紹介してきました。
財形貯蓄で3年放置すれば、それだけ100万円の貯金を貯めることができますので、自分でやりくりするのが苦手な人にはおすすめです。
財形貯蓄も積み立て投資も、自動化(ほったらかし)なので、お金に振り回されることなく、自然に貯まっていくというメリットも。
お金を貯めようとすればするほど、投資話で損をしたり、お金のことを考えるのが苦手な人にはおすすめの方法ですよ。
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