目次
ふるさとのシュミレーションは簡単にできる
ふるさと納税は上限額超えたら単なる寄付ですから、寄付上限額を守って納税することが最もお得なことです。
しかしふるさと納税の控除上限額の計算はややこしく、素人が簡単にできるものではありません。
損するくらいならふるさとをしないという人もいるかもしれませんが、ふるさと納税ポータルサイトを利用すれば、簡単に寄付上限金額の目安を知ることができます。
例えばさとふるでは、
シュミレーション方法
- 簡単シミュレーション
- 詳細シミュレーション
- 控除上限額の早見表
- 税控除モデルケース
という4つの方法を利用することで、あなたの目的に合わせて寄付上限金額の計算を行うことができます。
さとふるのこのシュミレーションだと自営業者と年金のみの所得の人は対象外ですが、サラリーマンや会社員の人ならいずれかの方法を選択すればほんの数分で確認できるでしょう。
例えば簡単シュミレーションであれば、給与収入と家族構成を洗濯するだけであっという間に目安がわかるので10秒もかかりません。
これなら簡単に寄付上限金額を知れるし、損せずにしっかりふるさと納税を活用できると思いませんか。
-
ふるさと納税は所得税や住民税が還付・控除でき返礼品がもらえる!
ふるさと納税は所得税や住民税が還付・控除でき返礼品ももらえるお得な制度。まだふるさと納税をしたことがない人は毎年損をしているかも。還元率が下がってもふるさと納税がお得だったり、地域に貢献できる制度なので利用しない理由はありませんよ。
さとふるなら税控除モデルケースというページもある
さとふるには税控除モデルケースという実際にいそうな家族構成から3パターンのシュミレーションを行ったページもあります。
給与所得や家族構成、実際にどんな寄付ができるのかの参考事例を知ることで、あなたと同じ状況でなくても参考になるでしょう。
例えば独身で年収300万円ならすぐに寄付上限金額が27,000円でどんな寄付をすれば、どんな返礼品がもらえるのかなどがパッと見でわかります。
ふるさと納税の寄付上限金額の計算式とは?
ふるさと納税ポータルサイトを使えば、あっという間に寄付上限金額がわかりますが、どういう計算式で行っているのか?
寄付する際に知っておきたいという人もいるかもしれませんので、計算方法について詳しく解説していきたいと思います。
ふるさと納税で受けられる控除額は
- 所得税分の控除額
- 住民税基本分の控除額
- 住民税特例分の控除額
という3つの控除の合算になり、それをわずか2,000円の自己負担で行えるというのが趣旨です。
所得税からの控除額の計算方法は?
ふるさと納税の所得税からの控除額の計算方法としては、
所得税からの控除額
(ふるさと納税額−2,000円)×所得税の税率
所得税の控除額はこの計算式で決定し、控除対象となる所得税の税率は総所得金額の40%を上限にします。
住民税(基本分)の控除額の計算方法は?
ふるさと納税の住民税(基本分)の控除額の計算方法としては、
住民税(基本分)の控除額
(ふるさと納税額−2,000円)×10%
ふるさと納税の住民税(基本分)の控除額はこの計算式で決定し、控除対象となるのは総所得金額の30%が上限です。
住民税(特例分)の控除額の計算方法は?
住民税(特例分)の控除額の計算方法としては、
住民税(特例分)の控除額
(寄附金額−2,000円)×(100%−10%−所得税の税率)
住民税の特例分が住民税所得割額の2割を超えない場合の控除額はこの計算式で決定します。
-
ふるさと納税の失敗談、初心者がやりがちな損するミスとは?
ふるさと納税の失敗談、初心者がやりがちな損するケアレスミスを紹介します。ふるさと納税をしても税控除を受けられなかったり、必要以上の寄付をしてしまったり、初心者によくある失敗談をまとめて紹介しますので、気をつけてくださいね。
ふるさと納税控除上限額を計算する際の注意点は?
上記計算式を使わなくとも、ふるさと納税ポータルサイトのシュミレーションで計算すれば、ほぼ間違いのない寄付上限金額がわかります。
ただいくつかの場合はふるさと納税控除上限額が変わってくる可能性があるので、注意すべきことを簡単に紹介しておくと・・・
医療費控除がある人がふるさと納税する際に注意する点は?
確定申告の際に医療費控除を行う人はふるさと納税が可能な寄付上限金額が減る傾向にあります。
医療費控除の影響
ふるさと納税の控除上限額が2〜4.5%ほど減少するのが一般的。
医療費控除額が40万円なら40万円の2〜4.5%なので、8,000〜18,000円ほどふるさと納税の寄付上限金額が減る計算になります。
医療費控除の使用状況にもよりますが、多額な医療費控除額があり所得税の区分が下がる場合はさらに影響が出ることを理解しておきましょう。
住宅ローン控除がある人がふるさと納税する際に注意する点は?
住宅ローン控除がある人の場合は所得税から多額の控除額が受けられる可能性があり、所得税では控除しきれない分は住民税からも控除されます。
多額の住宅ローン控除がある場合は、所得税の支払いがゼロ円になるのでふるさと納税による控除は受けられないでしょう。
住宅ローン控除で住民税の控除上限金額まで達していない場合は、ふるさと納税による控除の対象になるので、まずは現状の確認を行なってください。
住民税を支払う必要がある人ならふるさと納税を行うことで十分なメリットがありますよ。
-
ふるさと納税のデメリットまとめ、節税効果がないって本当?
ふるさと納税のデメリットをまとめて紹介します。ふるさと納税は寄附することで、住民や所得税が控除、還付されるので、節税効果や減税効果があると思われがちですが、実際は違うって本当なのか。デメリットを知ることで利用すべきか判断してください。
ふるさと納税は限度額超えたらの記事まとめ
この記事ではふるさと納税の限度額超えたらどうなるのか。ということについて解説してきました。
寄付はいくらでもすることはできますが、税控除というふるさと納税の本来の目的を達成することができなくなるので、寄付上限金額を知ることはとても大切なこと。
本来ならややこしい計算式が必要ですが、ふるさと納税ポータルサイトには簡単にシュミレーションできる方法があることもわかったと思います。
ふるさと納税の寄付上限金額を知る方法
- ポータルサイトのシュミレーションを利用する
- 医療費控除や住宅ローン控除の影響を考える
- 年金だけで生活している人はふるさと納税の対象外
- 自営業者は税理士等に相談して寄付上限金額を確認する
などのことに注意して、寄付上限金額を超えるような金額のふるさと納税をするとメリットはありません。
正しいルールの元で行うふるさと納税だからこそ、節税効果+返礼品というお得なメリットがありますので、その点を忘れないでくださいね。
ふるさと納税をするなら、これから紹介するどちらかのサイトがおすすめです。
ふるさと納税のさとふる
さとふるは、ふるさと納税ポータルサイトの中でも、認知度・利用意向No.1ですから、とても多くの人が寄付をしています。
人気ランキングもあり、どの返礼品をみんなが選んでいるのか?ということも簡単にわかりますし、毎月お得なキャンペーンも開催されているお得なサイト。
基本的に食品がメインですので、普段の食卓を華やかにするような食材が欲しい人にはさとふるがおすすめですよ。
ふるさと納税のふるなび
ふるなびにも食料品は多いですが、さとふるとの違いは電化製品や日用品なども充実したサイトであるということ。
コーヒーメーカーやロボット掃除機などさとふるにはない返礼品がありますし、寄附金額に応じたAmazonギフト券などもプレゼントするキャンペーン企画も。
新潟県燕市や宮城県角田市などの自治体に家電や電化製品が多く揃えられていますので、気になる人はチェックしてみてください。
このようにふるさと納税もどのポータルサイトで寄付をするのかで、もらえる返礼品の種類や、寄付できる自治体が異なりますので、両方に登録してその時々で良い返礼品があるサイトで寄付するという方法もありですよ。
-
ふるさと納税で一番人気の返礼品は何か?【2019年9月最新版】
2019年9月のふるさと納税の返礼品で一番人気はなにか?さとふるとふるなびというふるさと納税ポータルサイトをチェックすることで、どの返礼品が欲しい人が多いのかがわかります。2019年9月にもらうべきふるさと納税の返礼品のおすすめを徹底解説。