風邪の経済損失はいくら？冬の健康管理が大事な理由とは？

冬になると毎年何回も風邪をひいてしまうけど、仕方がないことだと思っていませんか？

風邪による経済損失がどのくらいなのかということを知ってしまうと、風邪をひいて体調を崩している場合ではないと思うかも。

それくらい日本全体で風邪による経済損失額は大きく、あなた自身にもそれが重くのしかかってきますよ。

風邪の経済損失は日本全体で年間225億ドル

衝撃的な数字かもしれませんが、日本人全体の風邪による年間の経済損失は225億ドルという桁違いの金額になります。

などなど非常に多くの部分で悪影響を及ぼすことになり、実務的な部分以外にも、風邪を周りのスタッフや家族に移してしまうということも。

そうなった場合に損失額はどんどん膨らんでいくので、最終的に年間で225億ドルという桁違いの金額になってしまうのです。

風邪による個人の損失額はいくらなのか？

日本全体で年間225億ドルと言われれも、全くピンとこない数字だし、それって私にどのくらいの影響があるのと思うかもしれません。

治療費（平均2,000円前後）に風邪が治るまでの期間（平均5日程度）、さらに仕事や家事、育児等への影響を考えるとこのくらいの金額になると言われています。

月収を4万円増やすのが難しい時代で、1回の風邪でそれ以上の金額を失ってしまうというのは、とても持ったいないことだと思いませんか？

風邪を全くひかないというのは難しいかもしれませんが、症状を悪化させないとか、仕事に悪影響が出ないレベルに抑えることも意識する必要がありますよね。

風邪の症状を悪化させない方法は？

経済損失だけではなく、周りの家族にも自分にも辛い状態にしてしまう風邪の症状ですが、初期段階にしっかり対策をすることで症状を悪化させずに済む場合も。

風邪のひきはじめの症状である喉の違和感や、鼻がムズムズするなどの症状が出始めたら、悪化する前にこれから紹介する方法を実践してください。

どれも自宅でできる方法ですが、具体的にどうすればよいのか、それぞれの項目ごとに簡単に説明すると、

十分な睡眠時間を確保すべき理由は？

風邪も含めたウィルス感染は免疫力の低下によってそのリスクが増大しますので、免疫力を低下させないためにも十分な睡眠時間を確保することが大切です。

仕事や家事が忙しくても、風邪が悪化したり長びかないようにするためにも、風邪っぽい症状がでたらいつもよりも早く寝るようにしましょう。

水分補給をしっかり行うべき理由は？

風邪で熱が出て脱水症状のような状態になると、免疫力が低下することがわかっていますので、長引かせないようにするためにも水分補給を徹底してください。

暖房等による乾燥も風邪をひきやすい状態になるので、冬の時期は室内の加湿も意識して、ウイルス感染も予防してください。

手洗い・うがいをする理由は？

周りに風邪をひいた人がいるなら、二次感染を防ぐためにもうがい手洗いは必須ですし、殺菌作用のあるハンドソープを使ってしっかり除菌してください。

鼻うがいを行うことで、鼻の粘膜からのウイルスの侵入を予防できるので、鼻うがいに抵抗がない人は鼻うがいも追加しましょう。

栄養補給を行うべき理由は？

ウイルスに対する抵抗力や免疫力を高めるためには、タンパク質や鉄分、亜鉛、銅などのミネラル分、ビタミンＡ・Ｃ・Ｅを摂取することが必要です。

栄養価が高く消化の良い食事を取るようにして、シンプルな味付けで体の温まる煮込み料理を食べるようにすると良いかも。

栄養バランスを整えて不足するビタミン類を多く含む野菜や果物を積極的に食べるようにしてください。

体を温めて冷やさない理由は？

体温が低下すると酵素の働きが弱くなり、栄養分の分解や解毒などがスムーズに行われなくなったり、血流の悪化による自然治癒力の低下も考えられます。

自然治癒力が低下すれば、風邪の消化の悪化や長期化の原因になるので、室内でも厚着をしたり、湯船に使ったりするなど健康状態に合わせた方法で体を冷やさないようにしてください。

風邪の経済損失はいくらの記事まとめ

この記事では風邪による経済損失はどのくらいの金額になるのか？ということを紹介しながら、症状を悪化させないためにできる対策を紹介してきました。

今回紹介した5つの方法は誰でも気軽にできるものばかりなので、日常生活や仕事の忙しさにかまけて対策を行わないなんてことはしないでください。

風邪が悪化すれば1回で4.4万円分の経済損失が出てしまうということを理解して、あなた自身でできる対策を実践しましょう。

経済的な部分だけではなく、風邪による悪影響は様々な部分にも出ますので、しっかり対策してください。